以前書いたが、会社で使っていたノートPCが壊れた。その後代わりにThinkPad T41が供与され、PC環境としてはむしろ改善されたと言える。
だがその結果、PIM環境について現在悩んでいる。
私はPIMの中核としてPalm m515を使用している。以前は壊れたノートPCを経由して会社のExchange Serverと同期をとっていた。
しかし現時点ではT41には同期ソフトがインストールされていない。
m515は、バンドルソフトのみでExchange Serverと同期できないためだ。
以前はIntellisyncを利用していたのだが、情けないことにメディアを紛失してしまったのだ。
しかし、新しいバージョンを買いなおすのもしゃくだ。
いっそCLIEに買いなおせばExchange Serverとも同期できるのだが、メーカーが見捨てようとしている製品を導入するのも気が引ける。
かといって、Pocket PCを導入するのも不安である。
OSのバージョンが頻繁に変わり、しかもその互換性がはなはだ乏しいというのはPIMマシンとして大いに問題である。
また、ソニーが「PDAから撤退しない」と強弁しているのも気になる。
ソニーがCLIE生産終了以前に、なんらかのPDAを投入してくる可能性もある。もしそれがウィルコムあたりと組んだスマートフォンなら理想的ですらある。
だが、そのあるかどうかもわからない可能性を信じて待つというのも最適とは考えられない。なにせ日々使うものなのだから、わずかな期間でも利用できないと実に不便だ。
今ならまだCLIE TH-55ならアクセサリも含めて十分入手できる。システム手帳と組み合わせられるものもあるので、ある意味では理想的だ。
しかし、お金も貯めなきゃなあ……。