CNN.co.jpより。
また、女性用の有権者登録所や投票所を設置するに見合う人口が不十分なこと、投票に必要な身分証明書を所有している女性が少数なことも理由の1つだという。
身分証明書は3年前に導入された。取得には顔写真の記載が必要なため、男性の許可無しでは公共の場で顔を見せることを禁じられている女性たちの多くは、取得をためらっている状況だという。
おそらく女性の社会進出を制限するべく、顔写真を必要とするように定めたのだろう。
サウジアラビアはイラクなどよりずっと厳しくイスラームの戒律を守る国だ。
女性らが自動車を運転することすら拒絶するぐらいであるから、多くの人々にとっては参政権付与などとんでもないことなのだろう。
しかし、不十分とはいえ選挙をもって地方自治に参加できるようになるのは大きな改善だ。今後のさらなる改善に期待したい。
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