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2004-11-17

コメント

Nagisa

確か今回のテストで終わりですよね?

個人的には「NASA」の管轄と言うことで「可能性の探求」と言うスタンスで見てましたけど。

USって、結構色々な実験ができる場(善くも悪くも)と言う感じがします。
それをどのように利用するかはまた別の話と言うことで…。
(順序が逆(使いたい用途があるから開発させる)とおっしゃりたいのは承知してるつもり)

ばべる

「次の次の世代の技術」よりも「現在と次の世代の技術」を重視するブッシュ政権の方針でハイパーX計画は今次試験飛行をもって打ち切り。

宇宙機の母機として用いれば、スカイフック実現までの期間を担う宇宙輸送手段として絶大な費用対効果性能を発揮できた…かも知れないですが。

まあ、全長12ft、噴射持続時間10秒強の実験機に過ぎないのでもちろん過大評価は禁物ですが、とりあえずアメリカが極超音速航空力学や材料工学、そしてスクラムジェット技術の貴重なデータを獲得したことは間違いありません。

>システム全体としてはけっこう複雑化しそうな。
ハイパーXの次の段階であるX-43BとX-43Cでその問題への解答が追求されていたはずなのですが。
X-43Bは、タービン複合サイクルエンジン(TBCC)を搭載し、この夢のターボジェットで極超音速を発揮しようという大型機。
恐らく将来的には、これとデュアルモード・スクラムジェット(DMSJ)技術が組み合わされ、無粋なロケットブースタを使わずにゼロ速力~亜音速~極超音速域を効率的かつ持続的に飛行可能な複合エンジン機へと収束してゆくのだろうと思われます。
ちなみにもっとも単純でよさげに見えるDMSJは、露仏米協同で90年代にカザフで一連の実験が行われています。

ばべる

>極超音速で長距離巡航の上、精密爆撃なんて用途
少し前に取りざたされた「米本土から世界の任意の場所を攻撃可能」な遠距離精密打撃力がRMA軍の完成形には欠かせないことは言うまでもありませんが、ハイパーXに関して言えば、これは当初から軍用色の薄い、宇宙往還機向けの計画だったと思われます。

むしろハイパーXは、極超音速技術を国防総省国家航空計画(NAI)の下で統合しようという動きの犠牲になったように見えます。
海軍が進めていたパルス爆発エンジン(PDE)搭載のハイストライク極超音速ミサイル計画もあえなくアボート。残っているのは空軍のハイテク計画と、NAI主導のハイフライ計画ですが、武器としての実用化がもっとも近いのは後者でしょう。

公表データによれば、それは巡航速力M6.0+、射程1,000kmのミサイルで、今年から来年にかけて試射が実施される(されている)予定ですが、詳細は不明です。

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