中日新聞「君が代反対の元教諭起訴 卒業式の威力妨害罪で」より。
起訴状によると、藤田被告は今年3月、同校の体育館で開かれた卒業式で保護者席に向かい「この卒業式は異常です。国歌斉唱の時、教職員が立って歌わないと処分されます。ご理解願って、できたら着席をお願いします」と呼び掛けた。校長らに退場を求められると「触るんじゃない。おれは社会科の教師だ」などと大声を上げて式を騒がしい状態にした。
私は「君が代」が好きだが、強制するのは嫌いだ。
だが、彼がなしたとされる行為は肯定しない。
個人の主義はそれぞれだ。しかし、それを式典内で主張するのはどうか。
卒業を祝い、別れを惜しむ場で政治的主張をすれば威力妨害に問われても当然だろう。
主張したいのであれば、式典会場の外で事前にビラをまく程度にとどめるべきだったのではないか。
そして一人、堂々と着席していればよい。
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