MSN-Mainichi INTERACTIVE「防衛庁:元技官が潜水艦資料持ち出す 警視庁が聴取」より。
調べでは、元技官は技術研究本部に勤務していた00年3月、本部内にあった潜水艦の船体工法などに関する資料を持ち出した疑い。元技官は事情聴取に対し、資料をコピーし、中国などを相手に貿易していた貿易会社の元社長に手渡したことを認めた。しかし、元社長は資料の使途については供述していない。資料には砲撃に強い耐弾材などに関するものがあったが、元技官は「秘密のものではない」と供述しているという。
公安部によると、元技官が資料を渡した元社長は中国大使館関係者との付き合いがあった。資料を受け取った後、中国側関係者と元社長の接触は確認できていないという。また、元技官は「元社長から資料を要求された」などと供述しているが、現金などの見返りがあったかどうかは判明していない。
この時期に公安が動いたというのは、やはり中国へのプレッシャーを狙っているのだろうな。
しかし、これだけ経済面で結びつきが大きくなっている今日、果たして中国への技術情報流出をどれだけとどめることができるのだろうか。
疑問とともに不安。
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