NIKKEI NET「国産航空機、海外を開拓・新明和は欧州に飛行艇」より。
日本の航空機メーカーが海外市場の開拓に乗り出す。新明和工業は海上自衛隊の救難飛行艇を消防用として欧州市場に売り込む。川崎重工業など航空機各社は、防衛庁が開発中の哨戒機・輸送機を民間旅客機に転用する方向で検討に入った。
US-1A改(いいかげんに名前を変えろ)が輸出されるなら素晴らしいこと。
記事にあるような消防用途のみならず、救難機としても世界に名をとどろかせるような活躍を期待したい。
しかし、PX/CXを旅客機に転用ってのは甘すぎるのではないか。
欧米各社がしのぎを削る旅客機市場へ食い込むのは、よほどのニッチ狙いでも厳しかろう。
まあ、日経のトバシ記事という可能性も高いのだが。
US-1改はそのまま売れるけれど、PX/CXは相当の再設計が必要でしょうねえ。もう1,000億円くらいかかる?
注文取りの段階で頓挫する気が。
投稿情報: ばべる | 2005-06-01 20:13