Sankei Webより。
報告書は、中国の将来について経済発展から領土紛争まで複数のシナリオを提示。資源をめぐる紛争の発生や、中国指導部が武力行使に訴える可能性にも言及した。
また中国の軍拡が周辺地域の軍事的バランスを危険にさらしており、対台湾では既に中国が優位に立っているようだと指摘。一方で周辺地域を超えた影響力に関しては、限定的にとどまると評価した。
とはいえ、中国の「周辺地域」は広いしな。日本は、将来的にそれらが連帯して対抗していけるよう、長期的なビジョンに基づく外交に努めるべきだろう。
未来の選択肢としての「冷戦の再開」が次第に現実味を帯びてきましたね。
テロと混乱の「新世界秩序」と、厳しく懐かしい「新冷戦」
と、どちらが日本にとって長期的に利益があるのか?
まあ、今度の冷戦では日本が最前線に立たなければならないだろう点が大きく違っていますが。
投稿情報: ばべる | 2005-07-21 14:26
>最前線
かつての冷戦では、せいぜい裏口程度でしたからねえ。
しかも、たとえいやがってもアメリカは決して日本を見捨てなかったでしょうし。
今回は、アメリカで親中国派が発言力を持つ可能性を否定できないのがきついですね。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2005-07-21 19:54