Sankei Webより。
中国側は、Tu22の10機程度の購入だけでなく、同機のライセンス生産を求め、ロシア側と交渉を行っている。
(中略)
さらに、ライセンス生産に至っても、中国側がすでにロシア製戦闘機スホイ(Su)27のライセンス生産を行っている事実を例に、「ロシアはSu27でも生産へのコントロールは失っていない。ロシアの部品なしにスホイは飛べない。ツポレフも同じ。問題はその金額だ。しかも、生産までには10年単位の時間を要する」と強調した。
1962年に初配備された同機の作戦半径は最大2200キロで、中国からモスクワには到達できない。
また、ロシアのプーチン大統領が先日搭乗し、巡航ミサイルを発射した新型の大型戦略爆撃機Tu160ブラックジャックについては、作戦半径や巡航速度、到達高度などすべての面でTu22を上回っており、「売却はあり得ない」と述べた。
中国については警戒しつつも、商売は拡大していきたいということか。
しかし、中国の生産力・技術力についてここまで甘くみて大丈夫だろうか? たしかに開発力はまだまだだが、リエンジニアリングを通して学習できる人材は決して少なくなかろう。
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