一部報道によれば、F/A-22ラプター、F/A-18E/Fスーパーホーネット、タイフーンの3機種に候補が絞られたとのこと。
米軍機以外はまったくの当て馬でしかないので、タイフーンは事実上無視して良い。
となると、ラプターかスーパーホーネットということになる。
あえてこの2機種から選ぶなら、スーパーホーネットだろう。
しかし、どうしてもこの時期に後継機を導入しなければいけないのだろうか。
たしかにF-4延命は困難だろうし、F-2の熟成も期待しがたい。
また、パイロット育成にかかる時間を考えれば、機数削減を拒むのもわかる。
だが、それらの問題を運用などでカバーはできないだろうか。
部隊やパイロットを柔軟に運用できるよう組織を改善する必要はないのか。
決して多くはない戦闘機をより活用できるよう、早期警戒網や電子戦機、給油機などを拡充する必要はないのか。
第一撃で反撃能力を失わぬよう、基地の強化を図る必要はないのか。
それらが検討された上で、戦闘機更新こそ優先すべきと考えられているのなら良いのだが。
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