中日新聞より。
東シナ海の石油ガス田開発問題で、中国が日中中間線に近い採掘施設「春暁」で掘削作業に入った。今秋の本格的な操業に向けた採掘準備を加速していることをあらためて裏付けた。日本政府は中国側に抗議し事務レベル協議の再開を呼びかけたが、日程もまだ決まらず事態の打開にはつながっていない。
中国政府は既成事実を積み上げていくつもりだろう。軍事的オプションを事実上放棄している日本に、それを阻止する手立てはない。
こちらも既成事実を作りつつ、諸外国の協力を得られる状況を作り出していくしかあるまい。
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