出席者からは、前原代表が米国での講演で中国脅威論やシーレーン防衛強化、憲法改正の必要性などに言及したことについて、異論や懸念表明が相次いだ。
しかし、前原氏は「結党10年になっても党の基本政策が固まり切れていないことが最大の弱点だ」と強調、あえて波風を立てても、「あいまい」と批判され続けてきた党の安全保障政策を明確化したいとの決意を鮮明にした。
現在の日本では、安全保障についてきちんと意見を述べられない政党に対する不信感は大きかろう(なお、非武装中立とか夢を語る方々は、それなりに夢追い人の方々から支持が得られよう)。
であれば、党としての方針を固めようとする姿勢は正しい。それは多くの離反者を出す行為かもしれないが、ほぼ同数の合流者を生む行為でもある。
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