Sankei Webより。
イワノフ氏は論文でまず、「外国か、あるいはその影響下にある組織による内政干渉」をロシアの「新たな脅威」に挙げたうえで、外国が「旧ソ連構成諸 国で憲法秩序に反した強制的な(市民の)行動や、国境での不安定化を引き起こしたときに対処できる準備を整えなければならない」と強調した。
ただ、ロシア軍が今後起こり得る「革命」を阻止するための具体策は書かれてはいないが、「軍事力だけでなく、あらゆる予防措置を講じていく」としている。
自国の周囲に自らの影響下にある諸国を置いて縦深とするのは、ロシアの伝統的な国策だろう。ことに注目するにはあたるまい。
しかもその手段ときたら、単なる恫喝だけだ。いくら中国・インドと経済的結びつきを強めようと、欧米との協調を忌避できるわけでもない(残念ながら、日本に対しては『聞く耳持たぬ』でもすみそうだけど)。
ロシア人はあいかわらず、と見るべきではないか。
忠誠にして勇猛な精強ロシア軍
ttp://www.sankei.co.jp/news/060128/kok061.htm
チェチェン等での記録を見る限りにおいては、まあ、中国軍の侵攻を撃退するくらいの力はあると思いますが、他国への遠征となると……行軍の途上で7割とか8割の戦車が故障脱落するのではないかと。
怒ったNATO軍が介入してきた場合はとうてい支えきるのは無理。
投稿情報: ばべる | 2006-01-29 02:10