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2006-03-09

コメント

ばべる

宇宙空間なので、頭部からただ単にノーズコーンを構造的に分離させても、くっついたまま慣性飛行を続けるだけなのです。頭部かノーズコーンか、どちらかを動かしてや必要があります。
これまでのSM-3第3段は2基のロケットを持ち、ノーズコーン分離後、第1回燃焼で頭部をノーズコーンの弾道から外し、第2回燃焼で標的への最終衝突コースを定める、という仕組みになっていました。

日本製新型ノーズコーンは耐熱性と強度が向上し、クラムシェル式分離のための「切れ目」を設けることができるようになったので、この分離機動が必要なくなったというわけです。
分離したノーズコーンを頭部のコース外にはじき出すには、爆発ボルトやバネの力で十分でしょう。

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