F-22ラプターはまったく好みじゃない。純粋に戦闘機として、一つのメカニックとしてどうかの話ではない。また、自衛隊が装備すべきか否かの問題でもない。一人の兵器ヲタとして、メカフェチ(死語?)としての好悪のレベルで、だ。
私が好きな兵器、メカのパターンをちょっと列記してみよう。
- 間に合う(目的達成に必要十分な機能を持つ)
- 極端(限定した目的達成のためなら他を潔く切り捨てる)
- 転用・流用(限られた時間内で目的を達成すべく、有りものでごまかすのも厭わない)
- お値打ち(コストパフォーマンス)
- 革新(異なる考え方を導入し、次代を切り開く)
- 簡素(世の中、複雑であるべき理由は何もない)
改めてこうして見ても、ラプターに当てはまる属性は一つもない。「『革新』じゃないの?」という声もあろうが、ステルス機としての革新はF-117やB-2だろう。また、ステルス戦闘機としてであればYF-23のほうが「極端」かつ「革新」であった。
まあそんな訳で、私にとってのラプターは熟女マニアにとってのコギャル、ロリ属性な人にとってのアメリカングラマー程度の意味しか持たない訳だ。
>パターン
該当するものを愚考してみました
・ソッピース・キャメル戦闘機
・ホーカー・テンペスト戦闘機
・3号突撃砲
・PPS1942短機関銃
・T-165自走無反動砲
こんな感じですか?
F-111は…簡素じゃないなあ
投稿情報: ばべる | 2006-07-10 04:12
>F-111
いや、あれは「『大は小を兼ねる』の精神でなんでも統合するんだぁ!」という「極端」な目的意識を感じますのでアリなのです。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2006-07-10 20:33