イスラエル軍が独製潜水艦調達と、イランにらみ？

CNN.co.jpより。

地元紙エルサレム・ポストは２４日、イスラエル軍がドイツから核兵器搭載可能なドルフィン級の潜水艦２隻を新たに調達する、と伝えた。建造費は推定１３億米ドル相当。ディーゼル推進型だが、イスラエル軍げ現有する潜水艦３隻より長い潜水時間を持つ、としている。

「げ」ってなんだよってのはおいといて。
イスラエルが運用しているドルフィン級はこちら。ドイツの212型ですかね。とすると記事とされている新型は、AIP機関を搭載した214型か。
「核兵器搭載可能」ってのはフカシくさい。いくらなんでも記事にあるような弾道弾なんて214型に搭載できるとは思えない。天下のドイツも潜水艦からの弾道弾発射に関するノウハウはほとんどないはずだ（UボートにV2入りのコンテナを曳航させる計画ならあったけど）。
なら巡航ミサイルって話だけど、さすがにアメリカもトマホークは売ってくれないでしょ。おまけにテヘランって、ペルシャ湾よりもカスピ海に近い内陸じゃん。
おそらくこの報道におけるイスラエルの狙いは「オレっちだって核を持ってるのを忘れるな」って警告だろう。