CNN.co.jpより。
アルメニア人虐殺は、19世紀末から20世紀初めにかけて起きたとされており、第一次世界大戦時も含めて、150万人以上が殺害されたとの説がある。
しかし、トルコはこれを否定。帝政末期の内乱により、アルメニア人だけではなく、トルコ人も数多く犠牲になったと主張。
自国が引き起こした事柄ならともかく、他国の歴史認識を法で規定しようとするのだどうだろう。法制化を求めた在仏アルメニア人や、賛成した下院議員らの善意を疑う訳ではない。しかし、そのような行為がもたらす結果への想像力と、政治を行う者としての自覚は不足している。
国が国境を越えて力を及ぼして良いと考えるのは、イラクに攻め込んだアメリカのやり口と同じではないか。人道的な主張かもしれないが、それもブッシュとかわらないではないか。
仏上院なり大統領なりが、この法制化を押しとどめるよう期待したい。
ええと、日本も同じことをずっと近隣諸国からされていますよ。
国際法上は何の問題もない、正当な敵対行為なので、トルコの対策としては国際社会に訴えて味方を増やしフランスに逆圧力をかけるか、同程度の報復を行うか、特に何もしないか、どれかですね。
とりあえず、フランスにはトルコのEU加盟を認めるつもりはないのですね。昔は親密な同盟国だったのに。
投稿情報: ばべる | 2006-10-14 18:30
>同じことをずっと
それは言わない約束でしょ、おとっつぁん。
>昔は
昔すぎませんかw
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2006-10-14 20:06