以下に記すことはすべて私個人の話であり、他人や家族、なんらかの組織を批判するものではない。
現在、私に与えられている業務は「余り物」である。それ以外の業務は丁寧に切り分けられ、私の元からは取り除かれている。事実上、触れることすら許されていない。
だが、これはまったく順当な扱いである。私は職場において信頼を得ていないのだから。なるほどたしかに、過去においてそれなりに成果はあったかもしれない。だがそれらはすべて過去であり、もはや顧みられることもない。だから、職場が私を信頼しないのは当然なのだ。
新たな業務を買って出たり、提案したりも過去にはした。だが、それらはすべて無駄だった。考えてみれば、信用できない輩の提案など誰が聞くわけもないのだ。当たり前の話だ。
では、私はまるっきりの無能か。個人的には、違うと考えている。一部の事柄については人並み以上の働きを示すことが出来ると信じている。だがその確信にはなんの証拠もない。過去の事象を論拠として示すこともできようが、それ以上に負の論拠もある。誰が私に都合の良い論拠など信じるものか。
では、信頼を得られる場を作るか、あるいは探すか。こちらも選択しがたい。一時この方向で検討したこともあったが、断念した。それらのリスクをおかすよりも、現状を維持するほうがマシとの判断があったからだ。
なるほどたしかに、より良い場を作ったり選んだりできる可能性はゼロではない。しかし、そういってふらふらしてきた結果が現状だ。より良い選択ができると信じられるのはよほどめでたい人間だけだろう。
そんな訳で、生き恥をさらし、ベソをかきながら、職場から「もういらない」と宣告される日をおそれ、待ち続ける。
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