韓国陸軍の88戦車ことK1はなかなか面白い戦車。最も成功した戦車砲の一つであるL7ライフル砲を主兵装とし、全体のデザイン・装甲はアメリカのM1に倣い、エンジン・トランスミッションはドイツ製。しかしその設計思想には、日本の74式戦車の影響が見られる。
いろいろな評価があるようだが、自らの戦略的状況にうまく適合した戦車だと私は考える。
「で、おまえさんは自らの戦略的状況を考え、対処しているのか?」などと問われるとはなはだ苦しい。そんな現状から逃げるように、基本プログラムをビリーバンド付きで実施。まあ、逃走とはいえ「実施したこと」は必ずなんらかの軌跡を自らのうちに残していくはずだから、悪くはないだろう。…あ、ってことはこれまでの悪行の軌跡も思いっきり残っているんだよなー。
日本も国内で使うのには105ミリ砲で充分だと思います。
9O式は国内で使うには大きすぎます。
投稿情報: アラメイン伯 | 2007-04-28 23:24
90式戦車の開発自体はいいというか、あの時点ではそうせざるを得なかっただろう、とは思います。
でも、制式化・調達の継続はどうかと思いますね。74式の改修や、改良型の調達で十分だったかと。
派手な主力兵器以外にも、予算をかけるべき事柄はいくつも残っている訳ですから。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2007-04-29 06:26