Mk108対潜ロケット発射機は第二次大戦後にアメリカが開発した。太く短い砲身を砲塔に収めたその形状は特徴的だ。
対潜兵器としては第二次大戦後の第一世代に属し、アメリカでは<ディーレイ>級護衛艦などに搭載された(1番艦はスキッド対潜臼砲)。投射距離はヘッジホッグの倍以上で、炸薬の量も多い。
海上自衛隊では<あきづき>型や<いすず>型が搭載している。それまで前投兵器がヘッジホッグに限られていた海上自衛隊としては、待望の新兵器だったろう。
だが、アメリカは早くからその限界を感じていた。彼らはダッシュ装置(DASH:無人ヘリでホーミング短魚雷を投射するシステム)や、アスロック(ASROC:短魚雷をロケットで投射するシステム)を急ぎ開発する。結果、投射距離は桁違いに跳ね上がった。Mk108はこうして、その時代を終えた。日本の<いすず>型も、3番艦および4番艦はボフォース対潜ロケット発射機を搭載した。
期待された後継者が、まったく異なるアプローチを試みた者に破れるのは珍しくない。とはいえ、自らがそのどちらに属するかはなかなかわからないものだ。
今日は基本プログラム(ビリーバンド使用)を実施。私にとってブートキャンプはまったく新たな試みだと思っているが、案外そうではないかもしれない。これまでいくつか試みてきた事柄と同様に、あきたり限界を感じて挫折するかもしれない。
それでも今は、やはり続けるべきだと思うのだ。