帝国陸軍の代表的な軽戦車といえば、やはり95式軽戦車ハ号だろう。
主砲は37mmで、当時の戦車としてはおおむね標準的。だが、「重量7トン以内」という要求仕様ゆえ、その車体規模と装甲ははなはだ貧弱だった。なにしろ、至近距離からの小銃弾にすら耐えられない弱装甲だったのだ。
戦車を見たら逃げ出す敵ばかりが相手ならば良かったのだが、世の中そんなに甘くはない。太平洋戦争で相対したアメリカ軍の軽戦車M3はほぼ倍の重量。これで勝てたら不思議というものだ。
さすがに改良も試みられ、最終的には3式軽戦車ケリまで進化している。だが、なにせ元が小さすぎる。改良と言うよりは悪あがきに終わったと見ていいだろう。
そんな訳で、わしも悪あがきとして腹筋プログラムを実施。こっちはもともと重量に余裕があるんだけどなあ…。
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