M113はアメリカが生んだ装甲兵員輸送車(APC)。50年代に開発され、量産は60年から開始された。派生型を含めるとその生産台数は74,000以上、採用した国も50を超えるという大ベストセラーだ。
形状は、四角い箱にキャタピラをつけただけと表現したくなるほど、至ってシンプル。だがそれゆえに、拡張性は高かった。エンジンや懸架装置の更新にとどまらず、自走迫撃砲や自走対空ミサイル、自走対戦車ミサイルなどさまざまな派生型へと進化した。低強度紛争を繰り広げ続けているイスラエルが今日も使用している点からも、その高い実用性がうかがえるだろう。
やっぱり基本をしっかりカバーしてるものは違うなあ、ってな思いで今日は基本プログラム(ビリーバンド使用)。これまで続けてきたが、未だにフォームについては発見がある。M113よろしく、それに対応し続けていきたいものだ。
>さまざまな派生型
中でも自走迫撃砲と歩兵戦闘車AIFVが優れていますね。最小の予算で有力な機械化部隊を編成できます。
既存の歩兵旅団5個を解散して、AIFVと自走迫撃砲を持つ1個機械化旅団を創設しても十分に引き合うと思います。
実際には砲兵隊の機械化がいちばん予算を食いそうですが、その相談は別ということで…
投稿情報: ばべる | 2007-06-07 20:28
>AIFV
一人用砲塔なので、車長による指揮に難があるとの指摘がかねてよりありましたね。
FCSなどは「カメラごしでいーじゃん」ってことになってるみたいですが、実際にはどうなんでしょう?
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2007-06-08 07:57
いや、もうそれは2人用砲塔の方が断然良いに決まっていますが、そのくらいは安くて軽い代償で仕方ないのではないかと。まあ、G7国の陸軍が採用する仕様ではありませんが、それでも少し古いBMP-1にはあらゆる点で優っていますし、少し新しいBMP-2にも使い勝手では負けていません。
戦闘機に例えるならF-5シリーズでしょうか。
そういえばIFV型ではありませんが、オーストラリア人はスコーピオンの砲塔をそのまま載せていますね。
投稿情報: ばべる | 2007-06-08 08:36
>カメラごしでいーじゃん
未来の戦車はまず間違いなく
乗員1名か2名
主砲150~170ミリ
無人砲塔
になると予測しますが、仕様を詰めるにあたってたぶん最後まで問題になるのがメンテナンスと、この視察手段でしょう。
リニアシートのようなものが実用化されたとしても、(狙撃手に頭を打ち抜かれる危険を冒して)肉眼で「戦場の臭い」を感じ取る人間の能力をどこまで代替できるものなのかは未知数です。
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逆に考えるんだ。
「人間の能力を機械で拡大すればいい」
と考えるんだ。
http://wiredvision.jp/news/200706/2007060622.html
投稿情報: ばべる | 2007-06-08 18:26