海上自衛隊DD-121<ゆうぐも>は<やまぐも>型の6番艦。アスロックを主兵装とし、高出力V型ディーゼル機関により優れた航続力を持つ中型対潜護衛艦である。
だが予算成立時は、<ゆうぐも>は<やまぐも>型の中でも特異な地位を占めるはずだった。というのも、<ゆうぐも>は高速発揮時にはガスタービン機関を用いるCODOG推進となるはずだったのだ。基準排水量も2500トンと他の同型艦より一回り大きくなる予定だった。
だが、1973年に勃発した第4次中東戦争が思わぬ影響を<ゆうぐも>に及ぼした。いわゆるオイルショックと、それに伴うインフレが、船価を高騰させたのだ。
結局<ゆうぐも>は、<やまぐも>後期型の1隻として1978年に進水した。海上自衛隊がようやくガスタービン機関を搭載した艦を竣工させたのは、1981年だった。
とまあ、艦艇のようにでかいアイテムだと思わぬところから思わぬ影響を受けたりする訳だけど、てめえの脂肪はどこまでいってもてめえ次第。そんなことを考えつつ腹筋プログラム。ビールも食事も制限したくないなら、きちんと運動しなきゃ痩せはせんわな。
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