ポリカルポフI-153はソ連の複葉戦闘機。
複葉かつ開放コクピットと保守的な面を持ちながら、同時に引き込み脚と1000馬力級のエンジンを有していた。原型の飛行が1935年、初期生産型が1936年だから、この点では大変先進的だった。
当時の航空機はまだ試行錯誤の中にあり、単葉だが固定脚という機体も少なくなかった。旋回性能や最大速度、滑走距離に上昇力など相反する要求が複雑に絡み合う中で、次代のスタンダードを見つけ出すのは困難だったに違いない。
正解がないなかで挑戦した結果としてのI-153を「時代の流れを読み間違えた」と批判できるものなのか。かつての自分を含め、そのように諫めたい。
てな訳で、たるみきった自らを諫めるべく今日は最終プログラム(ビリーバンド使用)。どの動きも試行錯誤ばかりだが、それでも続けていくしかないわな。
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