ツポレフTu-160はロシア(旧ソ連)の戦略爆撃機。NATO名は<ブラックジャック>だ。それ以前には、西側では<Ram-P>とか<ボンバーX>と呼ばれていた。
形状は全体にアメリカのB-1<ランサー>と似ているが、機体規模は2割以上大きい。また、マッハ2を超える最大速度もB-1(最大速度マッハ1.25)との大きな違いだ。
当初はTu-95<ベア>を代替する予定だったようだが、ソ連崩壊によりわずか38機で生産は打ち切られている。また、B-1がGPS誘導爆弾などハイテクを利用した兵器による通常戦で活躍しているのに対し、未だ対応のための改良中だという。少なくとも今の世界に、Tu-160の居場所はあまりないようだ。
よく大戦末期の日本機を「悲運の名機」などと呼ぶ人がいるが、Tu-160をそう呼ぶ人は記憶にない。冷戦華やかな時代に開発されたことを考えるなら、<烈風>や<連山>よりは評価されていいんじゃないだろうか。
ま、後にどう評価されようと人はやれることをやるしかないわな、と今日は基本プログラム(ビリーバンド使用)。体重のほうはTu-160よりB-1レベルにしたいにゃー。
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