DDG-169<あさかぜ>は海上自衛隊のミサイル護衛艦。<たちかぜ>型の2番艦にあたる。…ってなことは昨日のネタ見りゃわかるわな。
ええ、ええ、帝国海軍のイ169や旧ドイツのU-169だっていっぱい書けるネタがあるはずですね。ことにイ169なんて本が1冊出ているはずだし。いやー、勉強不足ですんません。まあそれはそれとして、この<あさかぜ>もまた興味深い点もあるわけです。
<あさかぜ>は<たちかぜ>の3年後に建造されている。外見はほぼ同じで、排水量にも違いはない。だが、その戦闘力には明らかな差が生じている。射撃指揮システムがOYQ-1AからOYQ2Bに換装されているのだ。発電機の容量強化も図られているが、主たる要因はここにあったと思われる。
コンピュータやソフトウェアの更新が実務効率において大きな差を生むことは、皆さんも日々経験しておられるであろう。おそらく<たちかぜ>と<あさかぜ>の間でも、同様の差を乗員らは感じていたのではないか。
この後、システム化は常識となり、ついには世界で最も定評のあるイージスにまで到達した。ステルス化や兵装のVLS化に伴い実力が外見からわかりにくくなったせいもあろうが、今や能力向上においてシステム改善が最重要だと考える人も少なくない。
その意味で、<あさかぜ>もまた一つのエポックだったと言えるのではないか。
…とまあ、理屈と膏薬はなんにでもつくって訳ですよ、はい。まあふてくされていてもどうにもならんのでまずは最終プログラム(ビリーバンド使用)。
今日は「足を交互に上げる」アクションがうまくできた。単にリズミカルにあげるだけのことなので、筋力うんぬんとは関係なし。これもソフト面での改善ってことですかね。
>この後、システム化は常識となり、ついには世界で最も定評のあるイージスにまで到達した。
「ヨークタウン」……
投稿情報: ばべる | 2007-09-05 04:57