DDH181<ひゅうが>は海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦。だが、「ヘリ空母」または「軽空母」と呼んだほうが実態に即しているだろう。
これまで海上自衛隊は4隻のDDHを建造しているが、いずれも艦中央部に大型のヘリ格納庫、その後ろを広い離発着甲板としていた。対して、<ひゅうが>はいわゆる全通甲板をそなえている。大型のエレベータも有しており、V/STOL機の離発着も不可能ではなかろう(ただし、まともに運用するには不足なのもたしかだ)。
海上自衛隊初の「軽空母」! ジャパンツアー2007レポートとあわせてこの艦をネタにしたいと、軍ヲタが考えたのもおわかりいただけるだろう。
だが残念ながら、私は途中でひっくりかえり、最後までやり通せなかった。よって、ジャパンツアー2007を181回目としてカウントはできない。肩で息をつきながら、苦渋を飲み下すしかなかった私の無念をご理解いただけるだろうか。
だが、今日あらためて最終プログラム(ビリーバンド使用)をおこなったことで、また違うとらえ方ができると気付いた。
ビリーはDVDで、再三「自分のペースを保て」と教えているではないか。それを「ビリーの前だから」「せっかく前の方でエクササイズしているのだから」と他人の目を気にして、自らのペースを軽視していたのではないか。そんな無理をしたから、クールダウンになったとたんに気が抜けてひっくりかえったのではないか。
ビリーは「自らのパワーを知り、それを自らが大切にしろ」と繰り返し言っていた。なるほどまさに、私は悪い例を実践してしまったのだ。
ならば、再度自らのペースを見つけ、少しずつ力をつけていけばよい。
いきなり自らの分を超えた力を求めず、できることを繰り返し、向上していけばよい。
それはちょうど、海上自衛隊のDDHの歴史にも似ている。
その意味で、今日が181回目だったのはむしろ幸いだったのではないか。そんなふうに、今は思うのだ。
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