アラドAr196はドイツの水上偵察機。低翼単葉で、双フロートながらスマートな機体だ。当時、まだまだ水上偵察機には複葉が多かった。思い切った設計だったが、操縦性や視界に優れ、ドイツ海軍は終戦まで同機を用いている。
まあ、ドイツにとって海軍そのものが二次的位置づけであり、水上偵察機にリソースを多くつぎ込むはずもなかったがゆえ、とも言える。とはいえ、限定された役割であってもきちんと果たさねばそれほどの信頼は得られなかったろう。
そんな渋さを得たいものだと思いつつ、今日は基本プログラム。
でもおまえ、人としての基本的信頼性に不足してるじゃん(自己ツッコミ)。
高性能で手堅い良い機体ですね。
緒戦での通商破壊戦の戦果は本機あってのもの。
ただ零式水偵に比べると航続力が半分しかありませんが、そこはヨーロッパの機体なので仕方ないと。
投稿情報: ばべる | 2007-10-29 16:10