M198はアメリカの牽引式155mm榴弾砲。アメリカ陸軍と海兵隊、そしてオーストラリア陸軍が採用している。
陸上自衛隊や欧州各国などが用いているFH-70と比べ、およそ2.5tも軽い。アルミ合金が多用され、またFH-70のような補助動力を持たないためだ。このおかげでCH-47やCH-53などの大型ヘリによる機動が可能となっている。基本的に遠征軍であるアメリカにとっては、これは大きなアドバンテージだ。
M198は補助動力を持たないがゆえに、射撃陣地への移動などにおいてはFH-70のほうが迅速である。砲迫レーダーが一般化している今日、あきらかなマイナスだ。だが戦略的機動力のほうが、アメリカにとってはより重要だったということだろう。
ささいなことからも本質がかいま見えたりすることがあるものよ、などと思いつつ今日も最終プログラム(ビリーバンド使用)。
まー、わしのダメダメさはかいま見えるどころか、そこら中からあふれ出ているけどね。
コメント