SdKfz223はドイツの軽装甲無線車。以前紹介したSdKfz221の系列に属する。
車体は221のエンジンやブレーキ、車体前面装甲を強化したSdKfz222がベースとなっている。
無蓋の砲塔にすえられた武装はMG34のみで、砲塔そのものは222よりも後方に位置する。
特徴的なのは車体上部に取り付けられたフレームアンテナである。角の丸い長方形のアンテナは、靴下や下着を干すハンガーに似ている。
アンテナは平素倒されて砲塔の邪魔をしないように寝ているが、無線を使う際には立ち上げて用いる。車体全長の2/3ほどもありそうな大きな長方形のアンテナは、まるで日よけのテントでもかけるための支柱のようだ。
というか、昔はそう信じていました。だって、いかにも暑そうなアフリカとかでも使っていたし、そんな長方形のアンテナなんて見たことなかったし…。
とまあ、狭い常識でものを見ると、勝手な解釈をしがちなもんですね。ブートキャンプもろくに鍛えてもいないうちに「こんなもの」って思っちゃうと、肝心な動きができぬままになってたりもするもんです。などと考えながら久しぶりの基本プログラム。いやほんと、改めてやると自らのいいかげんな動きに愕然としますよ。はい。
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