アラドAr234<ブリッツ>はドイツのジェット機。
最初は偵察機として開発が進み、後に爆撃機へと発展した。また、戦闘機型も開発されている。
当時のジェット機は燃料消費が著しかったため、当初はMe163のように離陸用ドリーと着陸用スキッド(橇)を採用して機体の軽量化が図られている。しかしさすがに運用上の不便が危惧され、三車輪式降着装置に改められた。これにより胴体下面やエンジンナセル下面に爆弾を外装できるようになったが故に、爆撃機としての運用が可能となっている。
とはいえ、その搭載量は最大1.5t、実際には500kgが大半だったらしく、爆撃機の範疇に入れていいものか迷うレベルにとどまっていた。偵察機としては貴重な働きを示しながらも、爆撃機としてはさしたる戦果は得ていないようである。
また、大戦末期のドイツではありがちなパターンだが、無数のサブタイプが計画されている。すでにリソースを集約すればどうにかなる状況ではなかったかもしれないが、それにしてもひどすぎた。
それに比べりゃ、自分の身一つを考えりゃいいんだから楽だよな、などと思いつつ今日は下半身プログラム。パワーユニットによる制限から無理をしたAr234のことを考えると、やはり足腰は鍛えないとね。
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