アエルマッキS.311はイタリアの軍用練習機。ただし今のところ受注はないらしい。
ベースとなったのはSIAIマルケッティが自主開発した輸出向け軍用練習機、S.211である(初飛行時にはすでにアエルマッキ社)。ビジネスジェット向けのJT15Dエンジンを採用しており、ジェット練習機としては最小の部類に入る。にも関わらずHUDを有し、翼下に武装が可能で、軽攻撃機としても利用が可能だ。
この手頃感がうけたのか、S.211はシンガポールやフィリピン、ハイチ、ウガンダなどに採用されている。
S.311はS.211の電子機器とエンジンをアップデートした改良型で、シンガポールやトルコなどに提案されている。とはいえ、この手の「○○代わりにもなるお値打ち製品」を買うのはたいてい無駄遣いできない皆さんと相場が決まっている。「このPC一つで地デジテレビとHDDレコーダも兼ねられる」などと言ってるオトーサンみたいなもの。そんな人に「新しいビスタのPCに買い換えない?」と声をかけても、なかなか売れないわな。
てな訳で今日は脂肪燃焼プログラム。身体のアップデートはタダだけど、き、きつい…。あ、まだMac OS Xは10.4のままです…はい。
印パ戦争でのナットの活躍を思い出して「いざと言う時にはそこそこ働いてくれるのでは…」と期待してしまうのですね。
しかしゲリラまでもが個人用SAMを担いでいる現在の戦場で生き残れる軽攻撃機の大きさと能力の下限はAMXだと思います(精密誘導兵器を積まずにAMXを使うのは非常にもったいない話ですが)。
それ以下のサイズでは、費用対効果は武装ヘリの方が恐らくいいのではないかと…
投稿情報: ばべる | 2008-06-07 20:56
敵がヘリや軽飛行機を使えないようにする、という意味もあるのかもしれませんね。
SAMでは一定のエリアからそれらを排除できても、追いかけ回すことはできませんから。
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2008-06-08 19:24