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2008-07-06

コメント

ばべる

細かいことですが…
「ビザンティン」は帝国に関係する事柄にかかる英語の形容詞。「ビザンツ」はその転訛。
首都の旧名はラテン語で「ビュザンティウム」、新たに公用語となったギリシア語なら「ビュザンティオン」。

「ローマ」は女性名詞なので当然これにかかる形容詞も女性格となって
×「ノウィ・ローマ」
○「ノウァ・ローマ」

「コンスタンティン」は英語名でラテン語では「コンスタンティヌス」、ギリシア語で「コンスタンティノス」。

ヘラクレイオス帝の治世を境に、それより前をラテン語文化、後をギリシア語文化優勢として言葉の表記もそれに合わせるのが一般的です。

ビザンツ帝国関係の邦語文献が続々と出版されているのは一昔前では想像もできなかった状況ですが、とりあえず入門書としては以下がお勧めです。

井上浩一『生き残った帝国ビザンティン』
渡辺金一『中世ローマ帝国 世界史を見直す』

ばべる

オスマン朝については残念ながら、まとまった一般書は鈴木薫『オスマン帝国』しかないです。

Hi-Low-Mix

ご指摘ありがとうございます。
鈴木先生の本はいくつか読んでいますが、いずれも面白いですね。

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