DE-344<オバーレンダー>はジョン・C・バトラー級護衛駆逐艦の一隻。就役は1944年の5月で、慣熟訓練の後の8月にはパナマ運河を越えて太平洋に入った。
同年11月にはマヌス島においてAE-11<マウント・フッド>の爆発に巻き込まれ損傷。復旧後は米軍の進撃に伴い日本へと迫った。
そして5月には沖縄において特攻機の突入によって大破した。慶良間諸島まで曳航されたが損傷が著しく、11月には砲撃標的とされ、沈没している。
軍艦は人と同じく、いやそれ以上に運の良し悪しというものがでる。<オバーレンダー>は運に恵まれなかった一隻と言えるだろう。
などと思いつつ、今日も最終プログラム。
こう言ってはなんだが、私はそうとう運に恵まれているほうだ。でなければ、こんなタワケがいまここでこうしてのうのうと暮らしているはずもない。
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