373年は神学者アタナシオスの没年。
彼は325年、第1回ニケア公会議にて「イエス・キリストと『父なる神』は同一の実体ではない」とするアリウス派を論駁し、ついにはこれを異端とみなすに至った。
彼はその後、聖霊と「父なる神」もまた同一の実体である旨を主張し、これが後の三位一体論の基礎となった。
三位一体論はいまだにピンとこない。私には、イスラム教徒のように、イエスを「預言者の一人」とみなすほうが自然だと思える。また、聖霊なる概念もなんだか不思議だ。全知全能の神なんだから、そんな媒介を想定しなくてもよさそうなもんだが。
ま、こんなことを言うのは、私が信仰にうといからなのだろう。素人目には、肝心のポイントすらわからないことが多いものだ。
てなことを思いつつ、今日は腹筋プログラム。
腹筋は、どこをどう動かすかイメージするかしないかで大きく負荷が異なる。信仰や神学もまた、そんなものなのかもしれない。