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2008-09-07

コメント

ばべる

榴弾砲の物理的な最大射程は口径と装薬量でだいたい決まりますが、大戦後の冶金学や化学の長足な進歩も、これらの関係を「劇的に」と呼べるほどまでには変えてはいないと思われます。
155mm砲で実例を挙げますと

M40ロングトム(1944年) 45口径 23.5km
バンドカノン(1966年) 50口径 25.6km
M109A1(1970年) 33口径 18.1km
GCT(1977年) 39口径 21.2km
パルマリア(1982年) 41口径 24.7km
AS90ブレイブハート(1989年) 39口径 24.7km
M109A6パラディン(1990年) 39口径 23.5km

同砲身長での最大射程の延伸には、発射エネルギーの増大に耐える閉鎖機構の改良が重要だと言われています。
現代の榴弾砲が一時代前の砲と比べものにならないほど進歩しているのは、むしろ発射速度、射撃統制、機動力、サバイバビリティ等です。

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