ヘッケラー&コッホHK417はアサルトライフル。先に紹介したHK416をベースとしているが、口径が異なる。
HK416がM16やM4と同じ5.56×45mm NATO弾を用いているのに対し、HK417は7.62×51mm NATO弾に対応している。
もともと7.62mm弾の強い反動や携帯時の重量が問題視され、開発されたのが5.56mm弾だった。なのにあえて7.62mm弾を新規に採用するというのは、時代に逆行するかのようにも見える。だが、イラクやアフガニスタンでの戦いなどから、5.56mm弾よりも中射程以上での威力に優れる7.62mm弾が脚光を浴びているらしい。こういった需要に応えるため6.8mm弾などが新たに開発されているが、長き実績と、多くの採用事例は7.62mm弾にとって大きなアドバンテージだ。
HK417はM16やM4に近い使い勝手と、7.62mm弾の威力を併せ持つ。これまでのところアルバニアやメキシコ、オランダ、ノルウェーなどで少数が採用されただけのようだが、今後用途限定ながらも導入事例が増えるのではないかと思われる。
まあ、なんにでも向き不向きはあるよね、などと思いつつ今日は最終プログラム。他人とペースをあわせるのが苦手なくせに高いテンションを好む私にとって、BBCやTAEBOは本当にありがたい存在だ。スポーツジムやウエイトリフティングを試しても、きっと長続きはしなかったろう。そっちにはそっちに向いた人がたくさんいるだろうし、BBCなどが向いた人も少なくはないだろう。もし後者のような人がここをきっかけにチャレンジしてくれたら、私はうれしい。
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