リオレ・エ・オリビエLeO451はフランスの高速中型爆撃機。第二次大戦時のフランス爆撃機群は旧式機が多かったが、このLeO451は世界水準にあった。
ノームローン14N48/49(1060hp)の双発で、機体はスマートだ。団扇のように滑らかな双直尾翼を持つが、キャノピーはやや立ち上がった枠の多い無骨な形となっている。
7.5mm機銃はガラス張りの機首に2丁、胴体下面の引き込み式銃座に1丁の合計3丁。さらに胴体上面には20mm機関砲1門を備える銃座が後方を睨んでいる。爆弾槽は胴体下面の他、左右両主翼内のエンジンナセル外側にもあった。最大、2000kgの爆装が可能だったらしい。
原型となったLeO45は1937年に初飛行していたが、ドイツ軍のフランス侵攻時(1940年5月10日)にはまだ132機しか完成しておらず、しかも第一線に配置されていたのはわずか54機だった。
5月14日、フランスは可動するLeo451全機とアミオ143(双発固定脚の旧式機)を投入して大規模爆撃を試みている。爆撃精度を重視して昼間に高度800m以下で実施された結果、実に40機が撃墜、35機が破損したという。
LeO451は休戦後もビシー政権が使用し、またイタリア空軍やドイツ軍でも用いられた。さらに、第二次大戦終了後も偵察や試験用途で活躍している。中には、ミサイル母機とされた機体もあったらしい。
評判がいくら良くても、実績が乏しいとどうしても割り引かれてしまう。しょせんは機械とはいえ、つらいところだな、などと思いつつ今日はTAEBO AMPED 入門編。
初めてのチャレンジ故か、フォームがどうも決まらない。手首がぐらつくのが自分でもわかる。
なんとか少しずつでも実績を積んで、自信を持ちたいところだ。
コメント