モラン・ソルニエMS472<バノー>はフランスの高等練習機。
1936年から開発が始められ、1940年にはMS435としていったん完成した。だがフランスの敗戦にともない量産は流れる。だがドイツ軍はエンジンをイスパノスイザ12Xに変更させ、MS470として開発を進めさせる。その後さらにノームローン14M09にエンジンを改め、完成したのがMS472だった。
だがこのMS472、初飛行はフランス解放後の1945年2月12日だったという。
結局、フランス空軍向けに230機が生産されたらしい。
これほど紆余曲折を経て開発・生産された練習機も珍しい。残されている写真を見るとスタイルはすっきりとしており、いかにも実用的に見える。やはり素性がよかったのだろうか。
などと思いつつ今日はエリートのミッション2。
ブートキャンプもカントリーダンスもなんだかもたもたなのは…まあ素性がよくなくてもうまくいくこともあるさ、たぶん。
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