ユンカースJu488はドイツが計画した4発爆撃機。
大戦末期の1944年、Ju188、288、388から多くのパーツを流用し、新規開発の主翼と胴体を組み合わせるという急ぎ仕事だった。おそらくそれゆえだろう、主脚は4本あり、それぞれがエンジンナセルに格納されるという奇妙な作りだった。
既存パーツの流用もあってか試作は思いの外順調だったようだが、完成直前にフランスのレジスタンスによって損害を被った。
結局、終戦まで完成には至らなかったらしい。
大戦末期のドイツ機には既存機やパーツの組み合わせの多用が目立つ。「実用化を急ぐため」という大義名分はたしかにあるが、ここまで来ると「プラモデルのニコイチに熱中する小学生」のようだ。 どこかで手段が目的化していなかったか、と思われてならない。
などと偉そうにふかしながら今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション。変形、合体、大改造! 一日にはならないし、Ju488みたいに中途で大きな後退を強いられることもあるだろう。
それでも続けるんだな、やっぱり。
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