イーストウイング航空517便は1996年、飛行中に突如機体が傾き、一時は操縦困難の状態に陥った。しかし機長が機転を利かせて舵を逆にとり、コントロールを取り戻した。
同便はベストセラー旅客機の一つボーイング737-200で、ただちに入念な調査がおこなわれた。そしてラダー制御用サーボバルブの作動不良からこのようなトラブルに陥ることが明らかになった。
これまでに同機ではユナイテッド航空585便、USエアウェイズ427便が墜落事故をおこしており、その原因も同サーボバルブの障害によるものと推測された。
同機の欠陥はすぐに点検と補修がなされ、以後も発生下であろう危機を未然に防いだ。
立派なもんだねえ、と思いつつ今日はTAEBO T3 イグニション(エクスプレス)。
窮地にあって冷静さを保ち、自らの制御を取り戻せたからこそ、潜んでいた危機を明らかにしえた。
さて、私はちゃんと自分をコントロールできているかな。
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