538年は日本への仏教公伝があったとされる年。異論も多々あるが「6世紀中頃、欽明天皇の代に百済の聖王より伝えられた」というのは確からしい。
これほどの昔に、遙かインドから中国、そして朝鮮を経てそのような信仰が伝来してきたというのはなんとも不思議な話だ。イスラームやキリスト教がどのように広がっていったかを考えると、おそらく仏教も、単に信仰というだけでなく、さまざまな文化の一環として伝播していったのだろう。
にも関わらず、世界は必ずしも均質化せず、さまざまな多様性を帯びている。世界は、あるいは人間は、本当に不思議だ。
などといい加減なことをコキながら、今日はTAEBO T3 イグニション(エクスプレス)。
人間、同じ理想を抱くことは出来ても、決して個々の過去からは逃れられないってことなのかねえ。
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