570年はイスラームの開祖、ムハンマドの生年。
イスラム教では、彼をノア、アブラハム、モーセ、イエスに次ぐ預言者と考える。商人だった彼はメッカ郊外の洞窟にて迷走にふける中、大天使ガブリエル(ジブリ—ル)に出会い、唯一神アッラーの啓示を受けたとされる。
イスラム教と言うと昨今は狂信的なテロリズムを連想されるケースが多いようだ。また、ヨーロッパでの政教分離との衝突もよく報道される。
しかしこれはイスラームの枠組みがキリスト教世界のそれとずれていることから生ずる摩擦だと私は考える。彼らの信仰は人の弱さを認めつつ、その安息を深く望む、ある意味の「優しさ」にあふれている。
無論、彼らの信仰が至高だと考えない。だが、彼らの信仰もまた「人への深き理解」の体系の一つだと思う。 願わくば、相互の理解にたとえわずかなりとも私の言葉が益となることを。
とまあ無茶な祈りを捧げつつ、今日はターゲットタエボーの胸&肩および腹筋。
世界中の知者が努力した結果として現状がある訳だが、だからといって「これが世界」とあきらめることはできない。
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