574年は聖徳太子の生年。
聖徳太子と言えば一万円札だった世代の私だが、同時に山岸凉子の「日出処の天子」を思い出す世代でもある。
あのころの白泉社系の少女漫画は面白かったな。もっとも、好きだったのは主に「スケバン刑事」とか「紅い牙」とか 「パタリロ」とか、あまり少女漫画らしくない作品が多かったけど。
山岸先生の作品では、どちらかというと恐怖短編のほうが好きだった。人間そのものが恐ろしくなるような作品に触れたのは、あれが初めてだったと思う。
ある意味、あれは自分にとっては安堵を与えてくれる作品だったようにも思いつつ、今日はTAEBO T3 トランスフォーメーション(エクスプレス)。
怖いのは(あるいは恐れているのは)自分だけじゃなかったんだと、とも感じられたし。