トルコのダブトグル外相は11日、CNNの単独取材で、北大西洋条約機構(NATO)が予定している軍事演習にイスラエルが参加することを拒否したと語った。イスラエル軍による約1年前のパレスチナ自治区ガザ侵攻を受けた対応という。
[From CNN.co.jp:NATOの軍事演習、トルコの反対でイスラエル排除]
(中略)
ダブトグル外相は「われわれはガザ情勢が改善し、(中東和平)外交が再開されることを望んでいる。そうなればトルコとイスラエルの関係にも新たな状況が生まれるだろう。ただし現状では、われわれはイスラエルの措置を批判する」と語った。
トルコは軍の装備近代化でイスラエルの協力を仰ぐなど、イスラム圏では比較的イスラエルに近しい国だ。また、トルコ軍はケマル・アタテュルク以来の世俗主義を守護しており、国内のイスラーム復興運動からも距離を置いているはずだ。
そのトルコが軍事演習でイスラエル排除を要請したとは、少々意外だ。
イスラエルへの反感が、軍ですら無視し得ないほどに強まっているということなのだろうか。
これは、自国のEU加盟問題に絡めた政治的デモンストレーションではないか、と愚考します。
トルコがEUに入れないのであれば、イスラエルをNATOに入れる理由もないだろうと。
投稿情報: ばべる | 2009-10-29 00:53
トピック違いですが関係が深いのでここに。
ヴェネツィア史の概説書ならばこの本がいいですよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4887082851/
レビューで叩かれている通り、研究書ではなく一般書なので、大変とっつきやすいです。
塩野氏の著作はことごとくフィクションなので、事実と違うと批判しても意味がありません。
投稿情報: ばべる | 2009-10-31 06:14
>塩野氏
安い文庫で、どこでも売っているというのはありがたいんですよね。なんせ読書の大半は電車の中なので。
最近はB5サイズのカバーを買ったので、いろいろ読めますw
投稿情報: Hi-Low-Mix | 2009-10-31 06:51