米ルイジアナ州の治安判事がアフリカ系(黒人)男性(32)と白人女性(30)が求めた結婚証明書の発行を拒否し、公民権活動家団体らが非難している問題で、同州のボビー・ジンダール知事は16日、判事の辞任を要求した。
[From CNN.co.jp:知事が判事辞任を要求、黒人と白人カップルの結婚証明書の拒否]
(中略)
一方、キース・バードウェル判事は地元紙に対し、人種差別主義者ではないと断った上で、2人の間に生まれてくる子供たちのことを心配していると説明。自分の経験上、異人種カップルの結婚生活はほとんと全員がうまくいっておらず、子供の将来のことを心配して結婚許可証の発行を拒否したと述べた。
「自分の経験」という限られたデータに基づき、かつ「異人種カップル」とおそろしく大きくかつあいまいな(アングロサクソンとギリシャ系の結婚は『異人種』?)分類で事例を判断するのは、公人として適切とは考えられない。
ただ、こういった問題が生起し、議論され、かつ非難の声がちゃんと高まるアメリカという国は、やはり立派なものだと思う。
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