米国で福音主義伝道師として名高いビリー・グラハム牧師の息子、フランクリン・グラハム牧師が13日訪朝し、北朝鮮の金正日総書記への贈り物を持参した。
[From CNN.co.jp:米著名牧師の息子が訪朝 金総書記に贈り物との報道も]
(中略)
キリスト教系人道支援団体「サマリア人の財布(Samaritan's Purse)」のウェブサイトによると、フランクリン・グラハム牧師は北朝鮮高官らと会談し、同団体が設立した医療施設を視察。また、歯科医養成施設に19万ドル(約1700万円)相当の機器を寄贈する。同牧師は、米朝関係の改善と相互理解を図りたいとしている。
フランクリン・グラハム氏は南部バプテスト系で、2001年にはジョージ・ブッシュ大統領の就任式で祈祷をおこなっている。
9.11同時多発テロの際にはイスラム教を「邪悪な宗教」と批判したり、大量破壊兵器の利用を推奨するような発言すらおこなっている。かなり保守派寄りの人物だ。
だが彼はこれまでで三度北朝鮮を訪れており、前回も平壌の鳳水(ボンス)教会で説教までおこなっている。
氏が訪朝したのは00年と08年。父ビリー・グラハム氏が訪朝したのは92年と94年。昨年訪れたばかりなのに今年も、というのはなんらかのメッセージがあるのだろうか。
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