Macintosh Centris 610はアップル社のパーソナルコンピュータ。1993年に発売された。ローエンドのLCシリーズとハイエンドのQuadraシリーズの間に位置する。当時のDOS/V機と比べるとかなり薄く、拡張性は限定的だった。
後にQuadra 610と名付けられた姉妹機が登場する。Centrisが68LC040だったのに対し、そちらは68040(FPU付き)となっている。
当時アップル社のCEOはジョン・スカリーで、次々と新製品を繰り出していた。だが差別化はなおざりとなり、ブランド価値は少しずつ、しかし確実に低下していった。
あの時期にもしWindowsが95レベルまで向上していたら、おそらくアップル社は崩壊していただろう。退潮にあるように見えても、ぎりぎり間に合うということも世の中にはある訳だ。
などと思いつつ、今日は最終プログラム。
わしはまだぎりぎりなのか、それとも手遅れなのか…まあ、考えずに努力すべきなんだろうね。
ジョブズ、スカリーを招く
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ジョブズ、スカリーを追い出そうとする
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ジョブズ、追い出される
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スカリー、アップルを売ろうとして失敗
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スカリー、追い出される
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スピンドラー、アップルを売ろうとして失敗
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スピンドラー、追い出される
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アメリオ、ジョブズを招く
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アメリオ、追い出される
自己革新に成功したIBM、それをやらずに潰れたDECとかはともかく、アップルやインテルが生き残っているのは多分に偶然のなせる業ですねえ。
投稿情報: ばべる | 2009-11-24 00:27