ポテーズ631はフランスの双発戦闘機。昨日紹介したポテーズ630のバリエーションにあたる。
630の原型2号機には、どういう訳かエンジンとしてノームローン14マースが搭載された。原型1号機が搭載したイスパノスイザ14Hbsと同じ580馬力である。
631の量産型はノームローン14M3/M4が搭載され、こちらは670馬力。5パーセントほど630よりも高出力になった。量産の途上で武装は強化され、20mm4門、7,5mm8丁となった。この631はフランス空軍より140機が発注されている。また、乗員を2名に減らした夜間戦闘型もある。海軍でも8中隊を631で編成している。
ドイツの侵攻を受けた際には、631は重武装を活かして地上攻撃にあたることが多かった。やはり戦闘機として使うには中途半端だったようだ。
それでも休戦までに合計214機が生産されている。また、休戦後もビシー政府軍やドイツ軍で用いられている。ドイツ軍は主に連絡機や練習機として利用したようだ。
一定の評価は得ているかもしれないが、少なくとも本来の用途では成功とは言いがたいな、などと思いつつ今日は脂肪燃焼編。わしのエクササイズも、本来の目標には全然近づいていない訳で。
来年はもうちょっと頑張るべきかね。
コメント