S&W M642<エアウェイト>は、M36<チーフ>系の最新バリエーション。
基本的には、以前ご紹介したM640に近いのだが、アルミではなくチタニウム合金が採用されている。
このため重量はわずか15オンス(約425グラム)となっている。
携帯するには適しているのだが、銃自体の軽さとダブルアクションのみであるがゆえに、やや狙いにくいようだ。とはいえM36系の信頼性は引き継いでおり、その点では評価されているらしい。
などとよくわかりもしないでこきながら、今日はターゲットタエボー(胸&肩、背中、腹筋)。
信用ってのは本当に大事だね。わしにはないけど。
>やや狙いにくいようだ
トリガーは重いわ重量が異常に軽いのにリコイルはきついわバレルは短いわで、実戦でちょっと距離があると命中は期し難いと思われます。まああくまでサイドアーム用途の武器なので…
他の国なら自動拳銃で済ますところですが、回転式拳銃を崇拝するアメリカならではの特殊な拳銃(わざわざ装弾数を減らしたり、回転式としては他に前代未聞のグリップセフティを付けたり)と言えるでしょう。
アメリカ国外では日本を除いてほとんど売れていませんが、S&Wは輸出を睨んで自動式のチーフス・スペシャル・オートも販売してはいます。
ちなみに、製品番号の頭に「6」が付くのは非スチール製を意味しています。
投稿情報: ばべる | 2010-01-18 22:13