ビリーズブートキャンプ651回目

651年、ペルシャ東方の水車小屋で一人の男が殺害された。彼の名はヤズデギルド3世。ササン朝ペルシャ最後の皇帝である。
かつては小アジア東部からアフガニスタン付近に至るまでに拡大したササン朝も、東ローマ、そしてアラビア半島より勃興したイスラム帝国との戦いで急速に疲弊し、642年には事実上崩壊していた。ヤズデギルド3世は再起の機会を狙いつつ東方に潜んでいたのだが、部下の裏切りにあい死亡したと伝えられている。
彼の死によってササン朝は名実ともに滅んだ。

諸行無常よのう、などと偉そうにほざきながら今日はTAEBO T3 アクセラレーション（エクスプレス）。っつーか、ゾロアスター教の国について語るときに仏教用語はないだろ、おい。